バラ、どんな花束にも使えるオールマイティな花

だれでも知っている花と言ったらバラでしょう。
花束を作るときの主役にも脇役にもなれるし、この花だけの花束も豪華です。

バラの花びら1～2枚にヘヤピンメソード（ワイヤをヘアピン状にして止める方法）をしたものをたくさん作ります。
中心の1輪のバラにワイヤーをかけた花びらをつけていって、大きなバラに作ったものをメリアのボケー（ヴィクトリアンローズ）と呼んでいます。クラシックで豪華な花束になります。

 

 

 

また、バラの花色、花びらの形、咲き方、枝の表情などさまざまなタイプのものが出回っていますので、どんな花束にするかによって選んでください。
タイプが多いということは、相手をつとめる花も自由に選ぶことができる貴重な花です。

ご自身で花束を作るときには、トゲを取ることと、必要な長さに切って充分に水を吸わせることもお忘れなく、
葉は傷みやすいので、出来れば使わない方がよいでしょう。
ヘデラ、ゲイラックスなどのポピュラーな葉でも個性は失われません。

 

メリアのボケー（ヴィクトリアンローズ）
とても豪華で、見たこともないほど、大きな、大きなバラの花です。バラで作ったメリアのボケーはヴィクトリアンローズと呼ばれています。

 

キャスケードスタイル
流れるラインがより美しさを強調するような優雅さあふれるキャスケードスタイルのボケーです、
ホルダーを使えば意外と簡単に作れます。

 

 

フレームド　ボケー
枝をフレームに見立ててその周りの空間も一緒に束ねるよう。手を加えているのに、それを感じさせない自然な雰囲気を存分に楽しめるボケーです。

ロココボケー
茎も生かして、いかにも自然に束ねたような、そんなナチュラルスタイルのボケーの代表がロココボケーです。
かわいらしさと華やかさをもつ花束です。